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ニコン Fマウントの行方~Eタイプ〜

レンズ
12 /30 2015
ニコンは俗にいう、"不変のFマウント"に、縛られていると言えます。マウント変更がなされなかったお陰で、(頑張れば)半世紀近く前のレンズだって使えます。物理的に干渉し、取り付けると破損させてしまうものも有るので本当に無理はしないでください。もう既にこの時点で、不変のFマウントではない気がします。いや別に、大部分がつかえるし、基本的な寸法は変わっていないので不変なのかもしれません。

上記はオールドレンズのヘビーユーザーでない限り殆ど関係のないことかもしれませんが、私にとって最大の問題点は最新のEタイプ、即ち電磁絞り化であります。コレもまた、デジタルオンリーの殆どの方にも関係はありません。私の相棒が、F5であるという事から問題視しているのです。恐らく、一桁機であればF4、F5、F6ユーザーには少なからず問題と成るはずです。長い歴史のFマウント全てを知っているわけでも、それを書くつもりもないので端折りながらですが、どのような事が私にとって問題か書いていきます。

はじめに書いておきますが、細かい組み合わせの適合など抜きに大雑把に書きました。ニコン歴はもとより、一眼歴は短いので間違い・勘違い等あるかもしれません。コメント欄よりご指摘いただけると幸いです。


・DからGへ
ニコンはDタイプからGタイプへシステムを更新しました。大きな変更点としては絞りリングの省略です。コレにより、Gタイプのレンズは電子接点(CPU信号接点)を持たないボディーとの組み合わせでレリーズ時最小絞りにしかならず、使えない組み合わせと成りました。ココで一桁機であれば、F3以前のボディーは切り捨てられてしまったことになります。Dタイプは、Ai-SなのでF3で使えました。DからGへ変更があってもGタイプに対応するボディー、例えばF4、F5、F6、F100などを調達すれば最新のレンズとフィルムカメラを使用することはできました。F4に限っては、VR(手ぶれ補正)・絞り優先・マニュアルモード等が機能しない若しくは使えなくなってしまいましたが。

因みに、GタイプレンズはDタイプでも有るので若干間違いを書いてしまっていますが、絞りリングが省略されたと言う事を書きたかっただけです。DはDistance(距離)情報の信号をやり取りすると言った意味があり、Gタイプは距離エンコーダーを勿論搭載しています。

300 F4D


・GからEへ
DタイプからGタイプへ移行し始めたのは、2001年頃からのようです。ですから、私には全く問題となっていませんが、今回のGタイプからEタイプへの移行は問題大有りです(笑)フィルムカメラでEタイプに対応しているものは一つもありません。Eタイプが現行の旗艦F6ですら対応していないというのでは、DからGの時とは訳が違います。ただ、せめてもの救いとして?ニコンはEタイプレンズを、普段は絞り開放としてくれました。DからGの時と真逆です。お陰で、開放しか使わないのであれば、一桁機だとF5、F6で使おうと思えば、使えます。明るすぎなければ1/8000に対応していなくても使えるはずです。F4でも、DからGへ移行した際の制約に、開放オンリーと言う制約を追加すると使えるのかもしれません。

一応、使えるのなら良いじゃないかと一瞬思ったのですが、開放オンリーは非現実的で、絞らなければならないシチュエーションも有ります。更にシャッタースピード優先が使えず、任意のSSに設定できないのは完全にアウトです。やっぱり完全に使えない組み合わせです(公式にも使えないとなっているし)。NDフィルターを組み合わせてどうにかするという次元ではありません。


・甘い
Eタイプはフィルムカメラとでは開放オンリーで絞れないから写りが甘いと言う意味では、ありません。キヤノンがFDマウントを捨て、EFマウントに乗り換えた際、完全電子マウントとしました。ニコンでは、15年ほど前に絞りリングを廃止しようとし、最近になってやっとこさ電磁絞りへというまだまだ終わらない長い道のりですが、キヤノンは1987年、約30年前に一瞬のうちにそれを終えてしまいました。当時のカメラやレンズ資産をEFマウントへ移行せねばならなかったユーザーやメーカーは大きな苦労を強いられたはずですが、一瞬のうちに終えることが出来その後互換性を気にする必要はなくなり安心できたはずです。片や、ニコンは今でも互換性に苦しんでおります。マウントを変更しないにしても、一気にスパっとシステムを変更しておけばよかったものを。デジタル化の流れを読み切ったキヤノンは先見の明があります。ニコンは甘いと言わざるを得ません。これは、2015年12月でも、旧サンヨン等Dタイプレンズがディスコンになっていないことから明らかです。

フィルムカメラを今でも使い続けているからそのような悩み(問題)が生まれてくると言うのは御尤もだとわかっています。わかっていますが、もしキヤノンユーザーだったならば、EOS-1VやEOS-1 Nなどという、Canonの旗艦を最新のレンズとともに使えるはずです。うーん、どうにかならないのか、不変のFマウント。


・何故、今、Eを気にするか
provia001.jpg
私には夢がある。I Have A Dream.それは、自分の子供をフィルムに収めたいのだ。いやいやいや、フルサイズも小慣れてきたし、今更フィルムだなんてと思うなかれ。夢だから仕様がない。そりゃー、全てをフィルムで撮影するだなんて思っちゃいない。思っちゃいないけど撮った内の数枚でも、デジタルではない、形のある、実在するモノとしたいのです。手にとって、ルーペでゆっくり眺めてみたいと思いませんか。プリントとはまた違う、手のひらにのるくらい小さくて、宝石以上に輝いていて、この世にたった一つしか無い、自分にとっての最高傑作を。

フィルムは劣化する?いやいや、そんなの一瞬で消え去る1と0のデジタルデータに言われたくはないね。画質?デジタル相手じゃお話しにならないよ。マウントされたフィルム自体が作品だから。手間がかかる?すぐに見れない?嵩張る?費用?それらはデメリットだと思ったりはしません。

せめて、私が結婚して、子供が出来て、今の自分と同じ年齢になるまではフィルム文化が続いて欲しい。フィルムはあるけど、ボディーが使えないとか、微妙に昔のレンズしか使えない(それはそれでいいけど、結婚する頃にはGタイプは"中途半端に"昔のレンズになってそう)とか、そんな将来は御免だね。デジ一でも撮影するだろうから、レンズは共有したい。しかし近い将来、いやもう既に、Eタイプの壁が私の前に立ちはだかるのです。なんだい、不変のFマウントってそんなもんなのかよ、と、失望させないでくれ。少なくともここに一人、フィルムに夢を託してる奴が居るのだから。




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K

覚え書き程度のブログですが、
細々と書こうと思います。
人生ソロプレイ中です。
偶にソロではなくなります。

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